top of page
執筆者の写真直樹 冨田

「黒いオルフェ」の演奏動画をアップしました

 1959年のカンヌ映画祭グランプリに輝いた、フランス・ブラジル、イタリア合作の映画「黒いオルフェ」のテーマ曲です。原題は「カーニバルの朝」で、ブラジルのリオのカーニバルを舞台に、ギターを弾く市電の運転手と地方からカーニバルを見にやってきた娘の恋の物語。編曲のアントニオ古賀さんは演歌歌手兼ギタリストで編曲も手掛けますが、編曲の中にしばしばフラメンコ奏法を挿入します。この曲でもカーニバルの雰囲気を表すために、クラシックギターにしては長いラスギャード奏法(親指と中指で上下に弦をかき鳴らす奏法)が取り入れられ、最後はボサノバで締くくっています。初めてボサノバに挑戦してみましたが、なかなか難しいですね。軽やかに流れるように弾くには、さらに練習が必要です。

 次回はパッヘルベルの「カノン」をアップする予定です。気が早いですが、さらにその次(多分、来年)は再度「アルハンブラの思い出」(←前回よりトレモロの音がバージョンアップしたと思います)か、または今、練習中(というより苦戦中)のR・ディエンス作曲「タンゴ アン スカイ」を考えています。乞うご期待。

閲覧数:22回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「ベネズエラ組曲第2番」をアップしました

べネズエラ人とギターを弾く人以外で作曲家のアントニオ・ラウロ(の曲)を知っている人は稀ではないでしょうか(そうでもない?)。ラウロは1907年、べネズエラで生まれ、早くから音楽の道に進みました。オーケストラや合唱、ピアノ曲なども作曲しましたが、特にギター音楽に魅了され、ギタ...

ロシア民謡「2つのギター」をアップしました

私が中学生の頃から長い間にわたってNHK教育(現Eテレ)の番組「ギターを弾こう」を毎週欠かさず見ていました。確か1年で講師が変わるのですが、アントニオ古賀さんが講師を務めていた時、ゲストにギタリストの小原聖子さんを招いて、番組の最後に二人でこの「2つのギター」を演奏したのを...

コメント


bottom of page